坂東です。

エンジニアがICOにチャレンジ(1)　オリジナル通貨『STRON ZERO』を発行

の続きです。

ブロックチェーンプラットフォーム「Waves」の開発環境を構築します。
https://wavesplatform.com/

WavesはREST APIをインターフェイスに持ちそれで色々やっていくそうです。
APIはノード上にWebサーバーが立ち上がるので作ります。

ノードの立ち上げ方はこちらを参考にしました。
Wavesフルノード立ててみた
https://dekirukigasuru.com/blog/2017/08/25/waves-fullnode/

私はCentOS派なので以下のような手順です。

1. 公式githubからjarファイルをダウンロード
2. 公式githubからconfigファイルをコピペ
3. configの「rest-api」項のドメインなんかを環境に合わせて編集
4. javaで実行

   java -jar waves.jar waves-config.conf

10分で構築出来ます。超簡単。
サーバーはさくらクラウドの「1CPU 3MB 20GB」。
メモリ2MBだと同期中にOut Of Memoryしました。
ブロックの同期完了は３時間ぐらいでディスク使用量は18GBくらい。
マイニングはCPUパワー食わないタイプだし、Ethereumより随分エコですね。

同期完了したら、ブラウザでURLとポート叩くとswaggerが開きます。
こりゃ便利。

APIのセキュリティはkeyのみで危ないので公開はしないほうが良さそうです。
UIか自前APIでラッピングしてあげれば良いでしょう。

開発準備が整ったので、Wavesベースの地域通貨サービスを作っていきたいとおもいます。

やっぱ仮想通貨法に引っかかるのでやめます。

仮想通貨法の内容をわかりやすく説明します！
https://trendersnet.com/archives/2507.html

これがビットコインで、
■1号仮想通貨
・不特定の者を相手方として購入・売却ができる財産的価値であること

これがWavesで発行したトークン。
■2号仮想通貨
・不特定の者を相手方として1号仮想通貨と相互に交換ができる財産的価値であること

仮想通貨を売買するには「仮想通貨交換業」の免許が必要。

先日発行した「STORON ZERO」は財産敵価値が虚無なので大丈夫と思われます。