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2019.12.04

インフラ

AWS EC2とRDSのリージョンまたぎのレイテンシ遅延を測ってみた

AWSで可用性を高めるためにMulti AZ構成をとった時、異なるリージョン間の通信がどうしても発生してしまいます。
その時のレイテンシ遅延がどのくらいのもんか測ってみました。

 

単にpingするだけじゃなく ec2(www) -> RDSec2 -> ElasticCache の比較です。
負荷テストじゃなく実サービスの数字で、リードやライトがいい感じに負荷かかってる状態。
実運用的な計測ならやっぱNewRelicのAPM便利なのでこれで。

まず全部同一リージョンの場合のグラフ。
レスポンスタイムの平均は40ms、RDSは25ms、ElasticCacheは2ms。

つぎにec2が別リージョンの場合のグラフ。
レスポンスタイムは90ms、RDSは55ms、ElasticCacheは5ms。

 

まあ大体倍くらいになっていますね。
1回あたりのリクエストは軽量でスロークエリは皆無なので、単純に通信の差が出せてると思います。

 

わたしのは数十msが問題になるサービスでは無いのでいいですが。
ゲームなんかは可用性より速度で同一リージョンで運用しているところ多そうですね。


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