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2018.05.04

開発環境・ツール

PeerJSがなんだか怖い

坂東です。

PeerJSがなんだか怖い。

最近、以下のようなerrorイベントが頻発するようになりました。

Failed to set local offer sdp: Called in wrong state: kHaveRemoteOffer

通信は問題なくできてます。

以前からも稀にでてて通信状況が何か悪い時に出るのかなと思ってたら、4月中旬からバリバリ出るようになったので調査。
「have-remote-offer」でググって
https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/API/RTCPeerConnection/signalingState

機械翻訳すると
「リモートピアはオファーを作成し、それをローカルピアに配信するためにシグナリングサーバを使用しました。ローカルピアはRTCPeerConnection.setRemoteDescription()を呼び出してオファーをリモート記述として設定しました。」

ぜんぜんわかんねーし。
WebRTCシグナリングとかSDPとかまったく理解してねーし。
ただ、Chrome 66が4月17日リリースなので、きっとそのタイミング。
ブラウザの何か挙動が変わったんでしょう。

他にも、数年前からこんなerrorイベントが稀に出てたけれど、3月上旬からまったく出なくなった。

Failed to set local offer sdp: Called in wrong state: STATE_RECEIVEDOFFER

Chrome65のが3月6日リリースだから多分それ。

Macで特定のOSXバージョンと特定のChromeのバージョンの組み合わせでWebRTCが動かなかったこともある。
1年以上前のことのなので組み合わせは忘れた。

WebRTCはブラウザ組み込みの技術で、それがバージョンアップで挙動が変わるのは怖い。
まもなくjsエラー吐いて動かなくなりそう。
PeerJSがなんだか怖い。

 

だって、PeerJSのサイトは落ちている。
http://peerjs.com/

ライブラリの更新は2015年9月で止まってる。
https://github.com/peers/peerjs

 

PeerJSはまったくメンテされてないのでブラウザのアップデートに追従できていないのでしょう。
自分でやれって?
errorイベント調整するくらいなら自分でもできるけれどシグナリングとかわかんねーし。

 

WebRTC実装はPeerJSから他のに乗り換えなきゃなあ・・・

 

第一候補はPeerJS互換の「SkyWay」。でも月額10万円〜なのがしんどい。
https://webrtc.ecl.ntt.com/

第二候補は激安のTwilio。PeerJS互換では無い。
https://twilio.kddi-web.com/

で検討していきたいと思います。
金で解決ぶぁいやいやいやいやい。

 

乗り換えたら実装例や感想をまた書きますね。

 

おわり。

 

 


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